トルコ・オルタヒサールの穴場観光スポット!壁の中から小人が逃げ出す「ハラッチ修道院」

オルタヒサールの中心から1kmのところにあるハラッチ修道院は、プライベートツアーで訪れる人はいるものの、個人で訪れる人はあまりいません。 近くのレストランで修道院の場所を聞いてもわからないと言われる、知る人ぞ知る穴場スポットです。

ハラッチ修道院とは

ハラッチ谷にある大岩に掘られた修道院なので、ハラッチ修道院と呼ばれています。

修道院にある教会にセント・ポールが台の上の患者を診察しているフレスコ画があったことから、ハスターネ(病院)修道院とも呼ばれています。セント・ポールの左右には看護婦が1人ずつ描かれていたそうです。
フレスコ画の損傷が激しく、今はほとんどわからなくなっています。

またここで住んでいた修道僧が住民に薬を作っていたとも言われています。

ビザンチン時代の11世紀に使用されましたが、11世紀の終わりにセルジュクの侵入によって使われなくなり、その後、住居や鳩小屋として使用されました。

修道院の中庭へ入ると、右、正面、左に岩があります。
左側の岩は損傷が激しいです。

浮き出た模様

この地方では珍しく、壁に模様が掘り出されています。

十字架の模様

中庭の右側の壁に掘られています。

丸い模様

これも右側の壁に掘られています。

壁から逃げ出す小人

中庭の左側の部屋は天井が崩れています。

この部屋は、中庭の正面の穴から入って左奥にあります。

小さな窓から入れます。

高くなっているので降りるのは少し大変ですが、上りやすいように壁に穴が開いています。

この穴の右上にある壁と壁の繋ぎに手を挙げた人の形が彫られています。

まるで小人が壁の中から逃げて出てきているときに石にされてしまってようです。

藤子F不二雄ミュージアムのドラえもん

藤子F不二雄ミュージアムのドラえもん

出典:tom-5.blog.so-net.ne.jp

これを見て、石にされたドラえもんを思い出してしまいました。

このような人の形はキリスト教では珍しく、お墓に関係しているのではないかと言われています。

鳩小屋

近年、修道院は鳩小屋として利用されていました。

中庭の右側の壁にあるハシゴを上ると壁に鳩の巣用の穴がたくさん開けられています。

鳩小屋の窓の絵も独特です。

壁画

中庭の右前にあるセント・ポール教会の柱の上部には、耳の大きな動物の絵が描かれています。ロバのようにも見えます。

セント・ポール教会

この教会も他の教会と同様に、太陽の上る東向きに造られていて入り口は西になっています。
入り口左には、ここが病院であったことを思わせる蛇の模様が彫られていましたが、現在は見ることができません。

セント・ポール教会は天井が高く4本の柱がありますが、完全に残っているのはそのうちの2本だけです。

天井には5つのドームがついています。ドームはビザンチン建築の教会の特徴で、5つのドームはキリストと四福音を書いた4人(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)をかたどっています。

バジリカタイプの教会

中庭の正面にも柱の並ぶ長方形のバジリカタイプの教会のような場所があります。しかし、ここは教会としては利用されていなかったのではないかということです。

部屋

バジリカタイプの教会の両側にも長方形の部屋があります。

行き方

ネヴシェヒル-ユルギュップ道から、レッドバレーと反対方向にオルタヒサールに入ると左側に看板が見えます。

左に入ると黄色い看板があります。

道なりに進むと右側は墓地です。

左前に黄色い看板があるのでそちらへ入ります。

しばらく行くと、左方向に見えてくる大岩がハラッチ修道院です。

Hallaç Monastery

住所:
ortahisar/ Turkey
無料で自由に見ることができます。
管理人さんはいません。

最後に

いかがでしたか?
この修道院は、一度訪れるとまた行きたくなるようなところです。
大岩の上のほうにも穴があり、地下にも部屋があると言われていて、探索するとまだまだ発見がありそうです。
修道院からの景色もよく、外はものすごく暑くても岩の中はヒンヤリしていて、ここに来ると元気になる、病院と呼ばれるのにはぴったりの場所といえるでしょう。
カッパドキアの飛び出す小人、ぜひ探しに行ってみてください。

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miki

トルコのカッパドキアで7人の子供たちと生活しています。

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