トルコ遺跡衝撃観光!ベルガマのアスクレピオン古代治療院跡を巡ろう

トルコ西部にある都市ベルガマ(古代都市名ベルガモン)、ここには世界的に見ても珍しい治療院跡が遺跡として残っています。それがアスクレピオン(Asklepieion)。現代における医療センターとも言うべきここには古代の医術の片鱗がそこかしこに残っています。まだ医療が発達していない時代、人々はどのような形で病気を治していたのか、悠久の時に思いをはせてみてはいかがでしょうか?そんなロマンな遺跡をご紹介します。

聖なる道

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遺跡の入り口に位置する「聖なる道」。現在は150m程の距離ですが昔は850m程あったそうです。道の脇に当時建っていた柱の名残が残っています。緩やかな上り坂となっています。

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治療院へ続く道という意味から「死者は通れない道」と言われていました。ただし生者であっても、自力で聖なる道を踏破できなければ施設へ入る事ができなかったとか。この事から「聖なる道」が当時の生死の境目であったといわれています。

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その様な側面に目を向けて哀愁に浸りながら歩くも良し、四季によって形を変える姿を五感で楽しみながら歩くも良し。「ただの道、されど道」という言葉がぴったり当てはまるのではないでしょうか。ちなみに聖なる道から、同じく観光名所であるアクロポリスを望む事ができます。

プロピロン(前門建築)

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「聖なる道」を登りきると目の前に広場が現れます。ここはプロピロンと呼ばれており、当時は病院の受付の様な場所だったそうです。患者はここで金品などを渡して入れてもらっていたようです。当然、払えるものがなければ入れませんでした。入り口付近には彫刻された柱の根元があります。彫刻はこの地方に伝わる故事で、診察を断られた病人が蛇の毒で服毒自殺を図った所、逆に完治したという話を元に作られているという逸話があります。

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広場から少し奥に行くと、列柱が建ち並んでいます。

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さらに奥には小劇場が広がっています。小劇場では演劇などの患者を楽しませる催し物が行われていました。専用劇場があるなんてすてきですね。劇場の席に座って古代を思ってみるのがお勧めです。

テレスポロス神殿(治療棟)

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さらに奥に進むと出てくるのが治療棟であるテレスポロス神殿です。ギリシャ神話の神であるテレスポロスを祭っています。この神様は治療の神様で、死者をも生き返らせる力を持っています。

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神殿の中は個室に分かれていて、そこでマッサージや薬草を使った治療などを行っていました。この治療院では「聖なる道」により重病人はふるいにかけられますので、治癒率はとても高かったそうです。

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こちらは治療に使われたトンネルです。天井に開いている穴から「大丈夫、治ります」と神のささやきが聞こえてきたそうです。実際は医者の声だったらしいですが「神のお告げだ!」と患者の喜んでいる顔が想像できませんか。

アスクレピオン(アスクレピオス神殿 Asklepieion) 

住所:
Zafer Mah. Prof. Dr. Frieldhelm Korte Cad. No:1 Bergama Merkez, Bergama
営業時間:
8:30~19:00
入園料:
5TRY(トルコリラ)
電話番号:
+30 2242 028326
アクセス:
アドナン・メンデス空港(トルコ語:Adnan Menderes Havalimanı 英語:Adnan Menderes Airport)からバスで2時間、アクロポリスから車で20分

最後に…

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いかがでしたか?世界的にも珍しい古代医療施設の遺跡です。完全な形で残っていない分、当時の人々の生活や感情に想像力が膨らんで、時がたつのも忘れてしまいますよ。
個人的には、重病人は受け入れなかったりなど、神話を読んで想像していたよりも意外と人間臭く感じられ、そのギャップが違和感と共に興味深さを感じました。ここで紹介した以外にも遺跡内には見て感じて楽しい場所がいろいろありますので、トルコを旅行する際にはぜひ現地に足を運んでみてください。

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