スペイン・サラゴサ必見人気スポット紹介!マドリード発、バルセロナ発の日帰り旅行にもぴったり

マドリードとバルセロナはスペインの人気観光都市。高速列車AVEを利用すれば約3時間で行き来ができる距離です。そんな2大都市の真ん中にあるのがサラゴサ。しかもAVEの停車駅とくればマドリード・バルセロナの観光プランに組み込むこともできるはず。サラゴサは見どころ満載の魅力的な観光都市。そのおすすめの観光スポットを厳選して紹介しましょう。

ピラール聖母教会(La basílica de Nuestra Señora del Pilar)

出典:es.wikipedia.org

すらりと天高く延びる塔が目印のピラール聖母教会。起源は9世紀ですが、戦争で破壊されたり、改築を重ねたりした結果、17世紀~18世紀に現在の原型となる教会が完成しました。この教会の起源にはちょっとした逸話が残っています。次の画像から説明していきましょう。

出典:viajar.especiales.elperiodico.com

時は紀元前40年。この地で布教をしていた12使徒の1人サンティアーゴの前に、エルサレムにいるはずの聖母マリアが現れたというのです。その場所こそ、この教会が建っているエブロ川のほとりでした。名前の通り、この教会は聖母マリアの顕現を物語る建物なのです。

出典:www.tuitearte.es

聖母マリアは、自分が現れた証拠としてサンティアーゴに碧玉の柱を授け、礼拝堂を建てるよう諭しました。その柱が納められているのが、教会のなかにあるこの聖壇。聖母マリアを祀った教会だけあって、きらびやかで穏やかな趣ですね。

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荘厳な外観とは一変、教会のなかには明るい空間が広がっています。アーチの部分に施された装飾はとても精巧な作り。石柱に囲まれているのは、前の画像で見た聖壇。厳かでいて、どこか心が安らぐような内陣です。

ピラール聖母教会(La basílica de Nuestra Señora del Pilar)

住所:
Plaza del Pilar s/n
アクセス:
スペイン広場(Plaza de España)から徒歩およそ10分
電話番号:
+34 976 397497
開館時間:
月曜日~土曜日6:45~20:30 日曜日・祝日6:45~21:30
閉館日:
無休

ラ・セオ(La Seo)

出典:coalitiontechnologies.com

ラ・セオとは大聖堂のこと。12~18世紀にかけて作られた大聖堂で、各時代の建築様式があちこちに刻まれています。建造当時の様式は質素なロマネスク。その後、精緻な装飾が特徴のゴシック様式、躍動感のある装飾のバロック、イスラム装飾のムデハルなどが加わりました。

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ムデハル様式はイスラム建築が取り込まれたスペイン独自の建築スタイル。華美な幾何学模様が特徴です。トレドやグラナダに行ったことのある人なら、教会などで目にしたことがあるはず。スペインは711年から800年間もイスラムの勢力下にあった国。建築にまでイスラムの影響が及んでいたのですね。

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大聖堂のなかには、豪華絢爛な装飾が刻まれています。こちらはバロック様式。バロックのキーワードのひとつは「増殖」。いかにも柱を覆いつくして行きそうな植物や花があちこちに。生命力あふれる光景です。

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ラ・セオの塔は完成の直前に増築されたもの。高さはおよそ90メートル!イタリアの著名な建築家ジョバンニ・バッティスタ・コンティーニの設計です。ここはラ・セオ広場で、右手には近代的な美術館も。過去と現在の建築が見事に融合した空間です。

ラ・セオ(La Seo)

住所:
ラ・セオ(La Seo)
アクセス:
スペイン広場(Plaza de España)から徒歩およそ10分
電話番号:
+34 976 291231
開館時間:
火曜日~金曜日10:00~14:00 土曜日10:00~12:30、16:00~18:30 日曜日10:00~12:00 16:00~18:30 日曜日・祝日10:00~11:30、13:30~18:30
*開館時間は季節により変動あり

アルハフェリーア宮殿(Palacio de la Aljafería)

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もともとはサラゴサを支配したイスラム王朝によって築かれた宮殿。建造は11世紀ですが、国土回復を経て、今度はカトリック風に改築されました。サラゴサの歴史を物語る建造物です。

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イスラム建築の面影は宮殿のなかに残っています。柱が林立するこの光景、コルドバのメスキータ寺院とそっくり!イスラム寺院といえばアンダルシアが有名。でも、ここサラゴサの宮殿にも、イスラム寺院の名残りがひっそりと息づいています。

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ここは宮殿の中心になるパティオ。まるでアルハンブラ宮殿のヘネラリーフェかアラヤネスの中庭にいるような感覚。通路の真ん中には水が流れる溝も。やっぱり、水はイスラム建築にとって欠かせない構成要素なんですね。

アルハフェリーア宮殿(Palacio de la Aljafería)

住所:
Plaza de la Seo 2
アクセス:
ピラール聖母教会(La basílica de Nuestra Señora del Pilar)から徒歩およそ5分
電話番号:
+34 976 721221
見学時間:
火曜日~土曜日10:00~14:00、17:00~21:00 日曜日・祝日10:00~14:30
閉鎖日:
月曜日

いかがでしたか?マドリード・バルセロナの観光ルートでは、サラゴサはつい見落とされがちな観光都市。でも、サラゴサには、カトリックの伝統とイスラム建築が融合した極上の建造物が残っています。マドリードからもバルセロナからも、AVEで約1時間30分と立地も抜群。サラゴサを知れば、スペイン観光がいっそう面白くなるでしょう。

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