ペルーの世界遺産「チャビン古代遺跡」は必ず行くべき観光スポット!

マヤ文明からインカ文明への歴史の中継点で栄えた都市、チャビン。アンデス文明の祖となる険しい自然環境に負けない強固な神殿をくみ上げた「石」の文明です。独自の自然観と技術は、のちのアンデス文明の基礎となり、後世に受け継がれていくこととなります。ペルーの山中に眠る力強い古代都市を訪ねてみましょう。

強固な石組みの神殿を持つ、チャビン古代都市

出典:www.flickr.com

紀元前1000年ごろ、アンデスの山中にインカ帝国以前の高度な石の文明がありました。それがチャビンの古代遺跡、正式名称を「チャビン・デ・ワンタル」といいます。

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万年雪のアンデスの谷間、海抜3400メートルという高地に築かれた都市は、神殿などの建造物や広場などが山を背にして広がっています。ゴツゴツとした石で造られた建物が多く存在しているのを見ると、この厳しい環境の中で屈強に発展した文化が感じられるようですね。

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1番の特徴は、この切り石を幾重にも積み上げて造られた建造物。ひとつひとつの石の大きさはまちまちですが、精巧に重ねられていますね。紀元前の時代にこのような高地で、どのようにこれらの石を切り出し、積み重ねたのかは非常に興味深いものがあります。

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都市の中心となる大神殿は、スペイン語で「カスティーヨ(城)」と呼ばれます。旧神殿と新神殿のふたつが隣り合って成りたち、対称性を重んじるというチャビンの傾向をよく表しているのだとか。

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神殿には、アンデスから溶け出る氷河の流れを利用した排水溝が設けられており、その水が流れる音が回廊内に響くさまはジャガーのうなり声を連想させ、「うなりの神殿」という異名も持つほど。

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チャビンを形作るさらなる要素は、この荒々しい動物神の石像。武骨な造りと力強い彫りの線が、「石の都市」の特徴をよく表しているようです。数々の動物神の石像や石柱が発見されていて、一部はリマの国立人類学考古学博物館に保存されているのだとか。

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神殿の地下には、迷路のような通路が縦横無尽に張り巡らされています。これもチャビンの特徴となっていて、1996年に起きた在ペルー日本大使公邸占拠事件では、トンネルを掘るという救出作戦が「チャビン・デ・ワンタル作戦」と称されたほどなのだそう。

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ジャガー、コンドル、蛇、コウモリなどの要素が組み合わさった異形の生き物は、チャビンの動物神。このような石彫りが、今も200以上地下通路で見られます。

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これもやはり動物神なのでしょうか。荒削りに見える彫刻技術が、かえって力強い命を吹き込まれたように見えます。

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このように力強い曲線で表現されるチャビンの美術様式は、のちにあの有名なインカ文明に引き継がれていくことになります。チャビンの育んだ文化が、インカ文明の基礎となっていくのです。

チャビン(Chavin de Huantar)

住所:
Chavin de Huantar, Peru
アクセス:
リマから北に約430kmの町ウアラスまでバスで約8時間、ウアラスからツアーに参加するのが一般的

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チャビン古代遺跡は1985年に世界遺産に登録されています。ペルーは他にもナスカの地上絵やマチュピチュ遺跡など、名立たる世界遺産がそろう文化遺跡の宝庫。ぜひ文明と歴史を感じる旅をしに、ペルーに出かけてみてはいかがでしょうか。

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umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
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