横浜中華街のおすすめランチスポット10選！

都心から1時間弱で行けるグルメスポットといえば、横浜中華街。神戸の南京町・長崎の新地中華街と並ぶ日本の三大中華街です。その中でも、最大規模を誇る横浜中華街には600以上のお店が軒を連ね、中国語で書かれた看板がずらり。店先には、見たこともない調味料や雑貨が並び、香辛料独特の香りが漂っています。非日常の香りに包まれた中華街を散策していると、ちょっとした小旅行気分に浸れます。今回は、横浜中華街ではずれなし！のおすすめ中華ランチを楽しめるお店をピックアップしました。ぜひ、お気に入りのお店を見つけて、ここでしか味わえない本格的な中華ランチを堪能してください。

日本最古の中華料理店として、全国的にも有名な「聘珍樓 （ヘイチンロウ）横浜本店」はみなとみらい駅から徒歩10分の場所にあります。竹林で覆われたおしゃれなエントランスの先には、上品な雰囲気の空間が広がり...。1階～7階まで合わせると、総席数が800近くもある聘珍樓では、中華料理でおなじみの回転テーブルで本格的な中華料理を味わえます。完全個室が用意されているので、特別な記念日など、大切な人とゆっくり食事を楽しみたいときにもおすすめ！

そんな老舗の高級中華レストランでランチタイムに味わえるのは、週替わりでメインが変わる平日限定のランチ（3,000円）です。気になるコースの内容は、前菜の盛り合わせ・本日のスープ・メイン2品・本日のおすすめのチャーハン・デザートの全6品。本格的な中華を心ゆくまで堪能できます。

50人以上のシェフが腕を振るう贅沢な空間は、ダイニングにパーティーフロアまで備えているので、ランチやディナーなど、その時々のシーンに合わせて利用できます。こぢんまりとした家庭的な雰囲気の中華も味わい深いものがありますが、たまにはおしゃれして名店の味を楽しんでみてください。

1931年に創業した中華料理「海員閣（カイインカク）」は、グルメ漫画の「美味しんぼ」にも登場したことのある名店です。みなとみらい線元町・中華街駅の山下公園口より徒歩で5分のところに位置する名店では、点心・飲茶を中心に広東料理や北京料理を提供しています。

平日のランチタイムは、11:40～15:00まで、ディナーは17:00～20:00の2部制、日・祝日の営業時間は中休みなしです。店内は、1Fに円卓席とテーブル席、2Fに円卓席と座敷の計48席あり、アットホームな雰囲気が人気で、週末ともなるとたくさんの家族連れでにぎわいます。

人気メニューは、「牛ばらはん（900円）」と「豚ばらはん（850円）」。牛ばらはんと豚はらはんは、どちらも醤油ベースの甘辛餡で味付けされ、牛バラ・豚バラがゴロゴロと白飯の上にトッピングされています。添えられている青菜のシャキシャキの食感が絶妙なアクセント。

そのほかにも「牛ばらそば」など食欲をそそられるお肉料理や、海老好きの方に人気の「海老の殻煮」など、リーズナブルなお値段でボリュームのあるメニューが豊富にそろっています。事前に連絡すると、人数に応じたコース料理にも対応してくれます。

麻婆豆腐好きの方におすすめしたいのが「景徳鎮（ケイトクチン） 本館」。JR根岸線 石川町駅 北口より徒歩8分の場所にあり、本場の四川料理が味わえるお店として広く知られています。１Fから3Fまである店内は、白と木目を基調としたシンプルな内装で、テーブル席と個室が用意されています。計170席の広いお店ですが、人気店なだけあってランチタイムには行列ができることも！

お店の看板メニューともいえる本格的なピリッと辛い麻婆豆腐は、山椒の痺れる辛さの中に旨みを感じられる逸品で、クセになるほどおいしいと評判です。本格的な四川料理を味わえる景徳鎮でおすすめなのが、飲茶コース（3,000円税抜）。気になる中身は、前菜の盛り合わせ・点心6種類・スープ・チャーハン・デザートの全10品です。辛いものが苦手な人でも安心して食事を楽しめます。

1959年の創業以来、本格的な四川料理を提供し続けている「重慶飯店 （ジュウケイハンテン）本店」は、横浜中華街を代表する老舗店の一つです。重慶飯店の名物といえば、スパイスがピリッと効いた伝説の麻婆豆腐。高級店なだけに、ランチといっても記念日などの特別な日に訪れたくなるお店です。平日の営業時間は、ランチ11:30～15:30まで、ディナー17:30～22:00と中休みがあります。また、土・日・祝日は、中休みなしの11:30～22:00までの営業です。

おすすめのランチメニューは、平日限定のコース料理「水晶（2,500円）」や、ライス・スープ・デザートがついて1,500円の週替わりランチ。値段を気にせず、本格・四川料理が味わえるとあって幅広い世代に人気です。また、週末にちょっと贅沢したいときには、「琥珀（3,500円）」、「翡翠（5,000円）」のコースランチはいかがでしょう。

気になる翡翠コースの中身は、前菜4種盛り合わせに、メインが5種類、餡かけご飯、デザート2種の全8品。特別な空間で、心ゆくまで高級四川料理を堪能できます。ぜひ、横浜中華街を訪れたら、大切な人とランチデートをお楽しみください。

海老料理がおいしいと評判の「獅門酒楼（シモンシュロウ）」は、みなとみらい線 元町中華街駅から徒歩5分の場所にあります。ランチタイムは11:30～15:00で、デザート付きランチ、数量限定ランチ、土・日ランチ特別メニューなど、豊富なラインアップを取りそろえています。

その中でも、中華料理の王道が詰め込まれた全8品のコースランチは、税込2,200円とお得な価格で絶品中華が楽しめると評判です。女性に人気のフカヒレ入りのスープや海老チリなどのメニューを一挙に食べられるなんて、ありそうでないボリューム満点の贅沢なコース！中華街を訪れたら、食べるべきメニューの一つに数えられます。

また、こちらのお店では、創業以来守ってきたお店の味の秘密ともいえる「自家製・XO醤（2,000円）」や「獅門酒楼 食べるラー油（780円）」など、お土産におすすめの商品も取りそろえています。

干しエビや干し貝柱をベースに海鮮の旨みが凝縮された調味料を料理好きの方へのお土産にはもちろん、自宅用にも購入して獅門酒楼の味わいを楽しんでみてはいかがでしょう。普段の野菜炒めやチャーハンの味が一気にアップグレードすること間違いありませんよ。

横浜中華街のフカヒレ専門店といえば、「廣翔記（コウショウキ）」 新館。店頭に掲げられているフカヒレの看板が圧倒的な存在感を放っています。一歩、店内に足を踏み入れると、そこはまるで中国の宮廷のような豪華な空間。そのほかに個室も用意されているので、ランチタイムからゆっくり食事を楽しめます。

人気のランチメニューは、リーズナブルな980円で食べられる6種類の週替わり・プレミアムランチ（おかわり自由のライス・本日のスープ・漬物・サラダ・本日の点心・デザート）。そのほかにも、料理長のおすすめ1日限定10食・尾びれの極肉厚フカヒレの姿煮あんかけご飯（2,500円税抜）、フカヒレ入りの麺類やチャーハンが1,380円で味わえます。

また、コース料理を楽しみたい方には、フカヒレ専門店ならではの「フカヒレ飲茶セット（1,280円税抜）」や「ミニフカヒレセット（1,800円税抜）」がおすすめです。新登場の丼メニュー（フカヒレスープ・デザート付き1,000円）からも目が離せません。

こちらの丼メニューは、スープとデザート抜きでテイクアウトも可能ですよ。せっかくなら、自宅で待っている家族へのお土産にいかがでしょう。きっと、喜んでくれるはず！

1892年創業の「萬珍樓（マンチンロウ）」は、3階建ての中華料理店。みなとみらい線 元町 中華街駅から徒歩5分の場所にあります。ひときわ目立つ朱色の建物が目印です。萬珍樓の広い店内は、エントランスからホールまで高級感が漂い、座席の数は460席！少人数から宴会まで対応可能な高級中華料理店です。

創業120年を超える歴史のある老舗店で楽しめる広東料理のメニューは、アラカルトからコースまで、豊富なラインアップがそろっています。ランチタイムには、1日限定30食（平日11:00～16:00）昼御膳 冬2,400円、女子会やランチデートにおすすめのランチコース（2名以上からオーダー可能）は3種類が用意されています。

コースは、鳳（3,000円）、朱雀（4,000円）、麒麟（5,500円）となっていて、それぞれ前菜からデザートまで7種類。中華の高級食材が使用されているので、どのコースを食べても大満足できます。そのほかに、一人でサクッとランチを済ませたいときにおすすめなのが、平日11:00～14:00までの麺・飯ランチです。

名物のサンマーメン、五目焼きそば、中華丼、牛肉入りニンニク炒飯など、魅力的なメニューが勢ぞろいしています。食後はすべてのメニューにデザートとコーヒーがついて、1,200円～2,400円です。ランチが気に入ったら素敵な人と本格中華ディナーも楽しんでみてはいかがでしょう。家庭では味わえない、特別な味を堪能できるはずですよ。

中華街のオーダー式食べ放題発祥の「大珍樓（ダイチンロウ）」は、JR根岸線 石川町駅北口から徒歩6分の場所にあります。宮廷をイメージした外観が印象的ですが、店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気が漂っています。大珍楼は、本格的な味と120種類を超える品数の多さが特徴。

シュウマイや春巻き、チャーハンなどの点心のほか、3カ月ごとに変わる季節メニューもおいしいと評判です。ぜひ、食べておくべきメニューが、黒酢のコクと豚肉の相性が抜群な黒酢の酢豚。創業以来変わらぬ味を誇っています。

そんな大珍樓のランチ料金は、平日3時間制で大人2,380円、小学生1,380円、幼児は730円～となっています。また、混雑が予想される休日の料金は、小学生と幼児は変わりませんが、大人は300円アップの2,680円です。北京ダックが食べ放題と考えると、かなり満足できますよ。

また、ちょっと油っぽい料理を食べ過ぎた方には、低カロリーでデトックス効果が期待できる仙草ゼリーがおすすめ。漢方薬のような独特の風味がクセになるおいしさです。

横浜中華街でも老舗店の一つ、1955年創業の「状元樓（ジョウゲンロウ）」は、JR根岸線 石川町駅より徒歩7分の場所にあります。アールデコの高級感あふれるインテリアに囲まれた店内は、大人の雰囲気が漂っているので、様々なシチュエーションで利用したいお店です。状元樓のランチタイムは、11:30～16:00までとかなり長いのが特徴。

人気のランチメニューは「状元特製・フカヒレコース（2,900円）」です。前菜からデザート・コーヒーまで全10品コースは、状元樓の看板メニューをリーズナブルなお値段で存分に味わえるため、リピーターが続出中！

そのほかにも、2,900円で全14品楽しめる「飲茶デラックスコース」や量より質を重視した全9品3,500円の「プラチナプラン」が用意されています。オーダーは、2名からの受付となっているので注意してくださいね。

サクッと一人で中華ランチを楽しみたい方には、平日限定（11:30～14:30）の「状元樓名物セット・ハーフサイズ（1,500円～2,100円）」がおすすめです。状元樓の名物料理を存分に楽しめますよ。横浜中華街へ訪れたら、ランチデートにいかがですか。

女子会におすすめの「菜香（サイコウ）新館」は、みなとみらい線 元町 中華街駅から徒歩3分の場所にあり、気軽に味わえる飲茶から本格的な広東料理まで、リーズナブルなお値段で味わえます。お店の目印は金色のゴージャスな外壁。高級感漂う5階建てのビルすべてがお店で、1Fはカジュアル・2Fはシック・3Fは座敷とフロアごとにコンセプトがあり、座席数は450席もあります。また、女性に人気の5Fフロアには、洋個室と中国茶のティーラウンジがあるので、女子会やちょっとした休憩におすすめです。

パウダールームでは、授乳やオムツ替えもできるので、子供連れの方も安心して食事を楽しめます。お店の看板メニューともいえる点心・大海老のマヨネーズ風味・北京ダックは、幅広い世代に大人気。料理だけでなく、シックでおしゃれな雰囲気のインテリアも女性の心をつかんで離しません。特に、5Fのティーラウンジで味わえる、女性に好評の限定ランチは女子会におすすめですよ。

「おいしい料理を少しずつ食べたい！」という女性の希望を叶えた竹籠で味わうランチは、旬の食材を使用し小懐石のように彩り鮮やかで、おいしさはもちろん見た目にも美しい逸品。平日限定（11:30～13:30）清芳午餐（せいほうランチ）は、コース内容全11品にデザート・中国茶がついてお一人様2,200円です。

限定ランチの中身は、シーズンごとに変化するので、四季折々の旬の食材を使用した絶品ランチが味わえます。海老料理が評判の菜香新館では、エビチリはもちろんプリプリの食感がおいしい海老のマヨネーズ風味や、活さいまき海老のボイルなど、海老好きにとってはたまらないメニューがずらりと並んでいます。ランチで満足したら、ディナータイムにも足を運んでみてください。

中華料理の激戦区・横浜中華街で、伝統の味を守り続ける老舗店や新感覚の中華料理を堪能できるお店の中から、ランチにおすすめのお店を厳選してご紹介しました。

中華街には、一人ランチにおすすめのお店や、ランチデートや女子会にピッタリなおしゃれなお店、家族連れにおすすめのお店など魅力的なお店がたくさん！お気に入りの中華料理店をいくつか見つけて、その時々のシーンに合わせて使い分けてみていかがでしょう。本格的な中華料理を思う存分堪能できますよ。