ドイツ旅行ならシュパーテン醸造所で本場ラガービール試飲に挑戦!濃厚ラガーに喉潤して
15世紀にラガービールの製法を発見したドイツのシュパーテン醸造所。開催日は少ないですが醸造所見学ツアーも行っています。傘下である2社を含めた3社分のビールが飲めます。ドイツで本場のラガービールを堪能してください。
ドイツのミュンヘン地方

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ミュンヘンは、バイエルン州の都。
四季の変化が激しく冬はとても寒いですが、4月には桜も咲き、石畳がピンク色に染まります。5月くらいから暑くなり始め、半袖で過ごす方もいるほどです。
ビールの醸造所が近郊にいくつもあり、ビアホールでジョッキ飲みする方達をたくさん見かけます。世界最大のビール祭りを楽しめるのもここ、ミュンヘンなのです。
ドイツのビール

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ドイツと言ったらビール!を思い浮かべる程、ドイツのビールはおいしい。
それもそのはずで、昔のビールは混ぜ物がたくさんあり、中には病気になった方もいたようですよ。それで5世紀も昔の1516年4月23日にビール純粋令が発令されました。
「ビールは麦芽、ホップ、水、のみを原料とするべし。」とバイエルン公ヴィルヘルム4世がおふれをだしたおかげで、その製法はいまも受け継がれています。酵母はのちに付け加えられました。
実際はEC(当時のヨーロッパ共同体)加盟諸国からおかしいとの声がでて、非合法になりましたが、それでも純粋令通りの製法を守ってきたドイツ人のおかげで、こうしておいしいビールが飲めるのです。
シュパーテン醸造所
Instagram の投稿
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シュパーテン醸造所は、1397年創業の小さな醸造所から始まりました。当時のミュンヘン市の納税台帳に、ビール醸造所としての記載があり、しっかりと税金を納めていたことがわかりますね。
しかし、王家の宮廷醸造であったマイスター・ガブリエル・セードルマイヤー氏が、シュパーテン醸造所を買い取ってから、ビール造りが本格的になっていき、その後はシュパーテン醸造所も買収を繰り返して、20世紀初めにはミュンヘンで最大の醸造所になりました。

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ラガービールを最初に発明したことでも知られるシュパーテンですが、日本ではあまり輸入されておらず、知らない方も多いと思いますが、世界で最大とされているビール会社アンバイザー・ブッシュ・インベブ社が日本での専売権を持っています。というのも、シュパーテン醸造所は2004年にABインベブの傘下になってしまいました。
オクトバーフェスト

シュパーテン醸造所も、ミュンヘンで行われるオクトバーフェストに、毎年参加していて、開催初日は、醸造所によるパレードで、盛り上がります。
オクトバーフェストのための特別ビールが振る舞われ、お料理もソーセージ、鶏肉の丸焼きやシュペッツレなど、ドイツ特産のものが並びます。
観客も大満足のイベントで、毎年600万人ほど来場していて、日本からもオクトバーフェストのためのツアーが組まれています。
シュパーテン醸造所見学ツアー

見学ツアーは、まずシュパーテン醸造所の歴史から始まります。600年以上の歴史がありますから、長いですよ~。
ビールを造る工程は、どこのビール醸造所でも同じようなものですが、シュパーテン醸造所はその歴史を感じることができます。

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1時間30分のツアーの中で、麦芽が保管されている麦芽サイロやボイラー室、エンジン室などを見学することができます。
麦芽は一種類だけではありません。また主に醸造用に使われる麦芽と、組み合わせることによってより一層おいしいビールを作ることができる麦芽もあるのです。
ミュンヘン麦芽は、大麦の中でもタンパク質の多いものを選びだして発芽させ、何度か熱風で乾燥させたもので、ラガー麦芽とも呼ばれています。ラガービールのさっぱりとしたスッキリ感をだすのに欠かせない麦芽です。
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ガイドの説明がドイツ語ですので、ドイツ語が分からないとただ工程をみるだけになってしまいつまらないですよ。
日本の旅行会社などで日本語に訳してくれるガイド付ツアーも企画されていますから、できればそちらを利用したほうが良いでしょう。
また、美食家のためのビールツアーも企画されていて、ビールの製造工程からシュパーテン社の歴史まで、たっぷりとビールが味わえる試飲も含め、3時間コースもあります。

シュパーテン醸造所見学ツアー(Spaten-Franziskaner-Bräu)
- 住所:
- Hausanschrift: Marsstraße 46-48 80335 München
- アクセス:
- ミュンヘン中央駅より徒歩30分
- 定休日:
- 日月火水木金
- 営業日:
- 第一金曜日、土曜日
- 電話番号:
- +49 89 5200 22 45
- 料金:
- 個人から20人未満は19€(三種類のビールの試飲とつまみ付)、1時間30分
- 料金:
- 20人以上、参加人数で一人当たりを計算(ビールと軽食付)、2時間
- 料金:
- 29€、美食家のためのビールツアー、3時間
- 予約制:
- Besucherzentrum.muenchen@ab-inbev.com でメール連絡
- ツアー引換券:
- クレジットで支払う。電子メールにて商品券コードを受け取ったら、印刷して持参する
ラガービール誕生

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シュパーテン醸造所がラガービールを発明したのは、偶然から起こったことです。
現代ではビールの入っている容器はビン、アルミ缶ですが、ラガービールが発明された15世紀頃の容器は醸造した樽のままか、陶器、皮袋などでした。
ガラスは紀元前から造られていたのですが、製法に手間がかかるのと、いい蓋がなかったため用途の幅が広がらなかったのです。
1650年代にコルク栓がたくさん作られるようになった為、ビールビンやワインボトルへの利用が広まりました。

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ドイツのミュンヘンは、12月から2月くらいはマイナスの気温になるほど寒いのに対して、5月くらいから次第に暑くなり始め、約半年ほどは腐敗菌が繁殖する気温になります。
ビールにはもともと酵母が入っているので、常温での保存は発酵がすすんでしまい腐ってしまいます。そこで考えだされたのが、冬にビールを仕込み、山にアイスハウスを作ってそこに貯蔵しておくという方法。
日本語では氷室といいますが、英語のアイスハウスの方が分かりやすいのではないでしょうか。氷や雪を一緒に貯蔵することで、冷温貯蔵庫にするわけですが、この方法は古来より利用されていました。地面の方が冷たいので、穴を掘ってそこに保管する方法もその一つですよね。

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こうして貯蔵されたビールを初夏にだして飲んでみると、なんとまあ!渋みが抜けてマイルド!
以後は冷蔵技術ができる19世紀まで、この方法で造られることになりました。ラガービールのラガーとは、貯蔵の意味になります。
まとめ

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ラガービールの製法を発見したのはシュパーテン醸造所ですが、ドイツのミュンヘンの水は硬水でカルシウム分が多いので、濃厚なビールになります。
反対にチェコのブドヴァイゼル・ブドヴァルの記事でも書きましたが、ミュンヘンの醸造家が指導した、チェコのピルゼン醸造家で出来上がったビールは、水が軟水で+αの要素も混じって、すっきりとした喉ごしのよいビールに仕上がりました。
現在、ピルスナータイプ(ラガービール)と呼ばれ、チェコ発祥と言われています。いろいろな要因があってのことですが、シュパーテン醸造所では、濃厚なラガービールを味わってください。
| [チェコのブドヴァイゼル・ブドヴァル工場でタンクからビールを飲もう! | TapTrip](http://taptrip.jp/3147/) |
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